若竹寮視察

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以前、国会の質問でも取り上げたことのある上越市内の児童養護施設、「若竹寮」を本日午前中訪問しました。(以前、何度か訪れていますが新しくなってから初めて。)
他の市で、親の虐待により家に居場所がない、児童養護施設で暮らしたいと助けを求めていた子が自ら命を絶った非常に切ない事件もあり地元の状況をお聞きするために訪問しました。(入所にあたっては、上越児童相談所を通じて県の決定による。)

安倍政権では、子ども子育て支援を進める上で多子世帯やひとり親世帯に対する支援を強化する法改正を今国会で目指しています。
児童養護施設にいる子供たちは、おそらくさらに過酷な、つらい思いをして来たのだと思います。
若竹寮では親と暮らせない主な理由は、虐待(育児放棄、身体的、心理的)が77%と最も多く、親の就労支援や不登校など複数の要因があります。
ADHDやアスペルガー障害、反抗挑戦性障害、てんかんなど医療的ケアや支援が必要な子もいて、昼間は特別支援学校(学級)に在籍している子が26%暮らしているとのこと。

以前、訪れた古い施設では十畳の部屋に5人が暮らすような環境でしたが、現在は、より家庭的雰囲気で暮らせるよう、玄関や風呂、キッチンがそれぞれ独立した8つのユニットに7名ずつ、定員は56名になっています(現在の入所者は43名)。
ぞれぞれのユニットに高校生、中学生、小学生、未就学児が一緒に暮らしていて、年上の子が年下の子の面倒も見てあげる兄弟的な暮らし方になっているとのこと。

貧困の連鎖を断ち切る為には、「学習支援」が必要ですが、平成27年度から中学3年生を地元の学習塾へ通わせた。費用は全額措置費の対象であり、その結果、5人全員が希望する公立高校に合格したとのこと。
また上教大の有償ボランティアによる支援が受けられるとのこと。

上越市役所健康福祉部の中に、「すこやかな暮らし支援室」があり窓口になっている。通常は18歳で退所することになるが、就労支援とともに生活相談や親との関係のケア等にも施設の職員があたっているとのこと。

少子化の影響もあり将来的には入所児童の減少が予想される。その場合、現在のユニットや人員体制を維持することが困難になる可能性があるとのお話をお聞きしました。

以前の施設と比べると一人あたりのスペースも確保されて暮らしやすくなったように見えましたが、これからも子供たちが必要としている支援が受けられるよう気を配って行きたいと思います。

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