防衛省通達について

 防衛省が事務次官通達で、自衛隊が主催する行事参加者に「政治的な発言をさせないように」要請する通達を出したと言う。
来賓の発言を記録し報告するよう指示も出したと言う。
 
 航空自衛隊入間基地での「来賓挨拶」に起因しての通達と思われるがいかがなものか?
私は「言論封殺」に当たると考えるが・・・
 
  自衛隊が主催する行事は、陸上自衛隊高田駐屯地がある上越市では頻繁に行われている。
創立記念日をはじめその祝賀会、成人式、入隊入校記念式典、納涼会、音楽祭等々・・・
そこで民間人が祝辞を述べる機会は多い。
 
 発言する当事者は自衛官ではなく、民間人であり「政治的な発言」の定義は何か?
 
自衛隊員の士気を鼓舞するような発言は?
防衛予算の増額や装備、賞恤金の問題に触れたら?
普天間基地の移設問題や尖閣諸島や北方領土問題など現下の日本を取り巻く状況に触れたら?
(自衛隊の会なのだからやはり参加者全員が関心を持つのは「安全保障」の問題であり、そこで福祉や農業の話をする人はいない。)
 
 それに現政権の批判を言えば政治的に問題ある発言で、現政権に好意的な発言なら問題にならないのか?
それをいちいち記録して報告させると言うのは前代未聞?でありいかに現政権が自衛隊との信頼関係が薄く、自信のなさの顕れではないか?
 
 民間人の発言を明確な定義もせずに圧力をかけるような通達は「言論封殺」であり、こう言うものが出されると現場は想像以上に気を使い神経質になるものなのだ。
 
 入間基地に招待された某民主党議員は、車の誘導をしていた隊員に対して「俺を誰だと思っている!」と暴言を吐き胸倉を掴んだと報道されている。たかだか当選2回の議員が何様のつもりか?
私なら絶対にしない。自衛隊員に心から感謝と敬意を持っているからだ。
 
 とにかく民主党政権の現状は「ひどすぎる」としか言いようがない。
これ以上、外交防衛政策を混乱させる前に下野してもらいたい。
 
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防衛省通達について への1件のフィードバック

  1. くん より:

    こんばんは
    29日の安倍さんが来られる会合
    場所と時間を教えてください。
    あと
    自民党員でなくても参加できますか?

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