本日の衆議院予算委員会

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TPPについて断固反対だと言っていたのに署名式に臨んだのは国民にウソをついたのかという趣旨の問いに対して:

私がかつて、TPP協定に反対していたことは事実であるが、それはあくまで、
① コメをはじめとするあらゆる産品に関して、聖域なき関税撤廃を前提としていたこと
② 遺伝子組み換え食品や国民皆保険制度などに係る制度の変更に対する懸念があったこと
などによるものであり、この点に関しては、TPP担当副大臣として着任後に行った地方での説明会においても明らかにしているところ。
つまり「TPPに断固反対と言ってきました」という事を隠さずにお話している。

しかし、10月5日大筋合意に至り、公表されたTPP協定の合意内容を見てみると、政府の強い交渉姿勢の結果、
① コメについては、国家貿易制度及び「枠外税率が維持」され、市場に影響が出ないよう対策を取ること
② その他の産品についても、国家貿易の維持や、セーフガードの維持などを獲得し、関税の完全撤廃の例外が確保されていること
③ その他、遺伝子組み換え食品、国民皆保険等についても、制度変更などが求められるものはなく、懸念が払しょくされたことが確認できた。

要するに、私が変わったというよりも当初懸念されていた内容と交渉結果が「別物」になったということであり、私が国益を思う気持ちは一貫していると答弁しました。

「誤解」が無いように、合意内容が正確に伝わるよう引き続き説明に努めて参ります。

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