内閣第一部会、性的マイノリティー特命委員会合同会議

反対慎重12名、推進11名。次回は明後日12日金曜日。推進派が動員をかけて金曜日に一任を取り付ける可能性があります。そもそも与野党「合意案」と言われるものは、正式な自民党内の手続きを終わっておらずこれを議論のベースにするのはおかしい。

5月8日に示された特命委員会の修正案について、新聞紙上に「2021年の与野党合意に対して不誠実だ」と批判の声が野党から上がっている。しかし、2021年5月14日の「超党派議連」の中で自民党代表と野党の代表が修正合意したということ。それを持ち帰って党内手続きが始まった。

2021年5月24日に行われた性的指向・性自認に関する特命委員会では最後は、怒号の飛び交う中、古屋圭司先生が、国会で議論をせずにやるのはおかしいという声があった。議運、国対としっかりやる。一任ではない、条件付きにしましょうと引き取った。

政調審議会では報告だけという話しだった。総務会では、国会日程上時間がないと参議院側から発言があり幹事長、政調会長、総務会長預かりとなり「了承は得られないまま」今日に至っている。

つまり公党自民党として野党と合意は出来ていない。

性自認と性同一性は、英語ではどちらもgender identity。自己判断ではなく客観的な医師の診断が必要。不当な差別についてのガイドラインも必要。女性の人権と安全なスペースが守られるのが大前提だが、米国では注意した人が差別主義者として不利益な扱いを受けた事例があるという。

慎重な立場の当事者団体に対するヒヤリングもしないで広島サミットの日程優先で上げるのは如何なものか?

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